アパートを退去した
7月いっぱいでアパートの契約が切れたため、退去した。
確か5月ころに去る予定である旨を通告した。退去当日は、管理人が部屋の中を見ることもなく、単純に鍵を渡してdepositの返却先の住所を教えて手続きは完了である。とりあえず口頭ではあるが、部屋が雨漏りなどで壊れた部分は直す責任がないことを確認しておいた。まだこの地にいると言っておいたので、depositをそれほど無茶には使わないだろうと期待している。
家具類は捨てることにした。売るのが面倒くさいしどうせ中古の安物だからそれぞれ10ドルにもならないだろうと思い、ゴミ捨て場にそのまま置いていった。いくつかは誰かがすぐさま持っていってくれた。ボロいけど、なんだかんだで愛着がある家具類なので、誰かが使ってくれるのは嬉しいものであるなと思った。
この地に来てからずっと住んでいたアパートなので去るのは寂しい感じがする。しかしながら、これまでに計7回(短期の留学含めるともっと増える)引っ越したが、その全てで寂しさを感じていたので場所を移るという行為自体があまり好きじゃないんだろうと思う。
だが、今みたいに場所を転々として暮らしていると、自分が愛着を持つ、第二、第三の故郷が年々増えていく。これは幸せなことなんだろうと思った。