2016年まとめ

2016年も終わるのでやったことをまとめる。

・研究活動
それなりにやった。今年の前半と後半で研究のボトルネックとなるものが変わったのでまとめておきたい。

前半のボトルネックは自分のスキルだった。まだ研究分野を変えて慣れない中で新しいスキルを磨くことが課題となっていた。幸いにも多少のプログラミングスキルと測定スキル、そして基礎的知識を身につけることができ、研究を進めることができた(とはいえ穴はたくさんあるが)。なお、新年の抱負として挙げていた自作MDプログラムなどは、作ってもメリットがないので全くやる気が出ず諦めた。代わりに解析の自動化プログラムやデータの可視化プログラムを作ったのでよしとしたい。

後半のボトルネックは他人との調整であった。これはまだ解決していない。
今の環境では、技術職員や事務員などに正規の申し込みをしてもなかなか働いてくれない。また、試薬会社の対応がものすごく遅い。

測定を行うためには機器分析のスキルを習得しないといけないのだが、うちの大学では技術職員による少人数を対象とした講習会を受けてから許可が下りるようになっている。この際、オンラインでの講習会予約フォームがあるのだが、これを使って予約しても実は意味がない。技術職員のメールフォルダには予約のメールがスタックしており、完全に無視されているからである。もし講習を受けたかったら、直接出向いて交渉しなければいけない。で、自分の場合は10月に講習会を頼んでいたのだが、その時点では20人分予約が積まれた上に機器が壊れてるから無理だと言われ、11月はサンクスギビングで忙しいから無理だと言われ、12月はクリスマスで忙しいから(略)ということになって3ヶ月研究が遅れている。さすがに12月に訪ねた時は1月にはなんとかすると言われたので来年度始めにどうにかなると信じたい。
あと、試薬会社との調整も思いの外面倒であった。まず、届くのが遅い。注文したが1ヶ月届いていない試薬が現在3種類ある。また、ちょっとした機器を注文したのだが、届くまで2ヶ月半かかったものもあった。これで研究が数ヶ月遅れているわけである。また、5gの試薬を注文したところ、内容量が2gしかなかったので文句を言ったらその対応が遅くて交渉に1ヶ月半くらいかかったりもした。
交渉といえば、大量に使うシリカゲルなどの値切り交渉もした。だいたい半額になった。
上記のことから言えるのは、きちんと計画を立てて早め早めに物事を行うのと、他人に対してはっきりと何度も交渉を重ねるのが重要ということだろうか。いずれにせよこれらの件で英語を強制的に使う羽目になっているので、良い経験ではある。

・運動
アパート付属のジムで運動を始めた。ジム通いは3年ぶりである。
去年は筋肉が突然つるという謎の症状に悩まされていたのだが、今年はそのような症状がほとんどなくなった。体つきも少しだけよくなってきた感じがする。ただし研究室に滞在する時間が減った。
そろそろ体力の下り坂なので、意識的に基礎体力の維持を心がけないとまずい。


来年の課題
・とりあえず大病をせずに健康を維持したい。